高松塚古墳、発掘と解体同時に

国特別史跡の高松塚古墳（奈良県明日香村、７世紀末―８世紀初め）で4月上旬に始まる石室解体作業をめぐり、文化庁の保存対策検討会が22日、奈良市内で開かれ、発掘と解体を同時に進める作業手順を正式に決定した。

当初の計画は石室全体を掘り出した後で解体作業を進める方針だったが、壁石が予想より薄く、大地震の被害で石室が大きくひずんでいることが発掘調査で判明。


大学卒業学歴認定試験導入を検討
  日本政府は大学教育の質的低下を阻むため、卒業時、学歴認定試験を受けるという案を検討している。

  日本政府の教育再生会議は２０日に開かれた会議でこうした大卒学歴認定試験の導入を検討することで同意し、来る５月に提出する第２次報告書にこの内容を含むことにした。日本の大学生たちの学歴低下問題が深刻になっている状況で、学歴を保証することができる制度の導入が必要だという判断によるものということだ。

  具体的には大学が認める学部の卒業資格とは別に第三者機関が学歴を認める資格試験制度などが検討されている。